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本帖最后由 我是夏雯静 于 2016-10-25 19:00 编辑
特别提示:本文是作者投稿,作者不具名。
我老公叔叔的儿子那一年读初中。因为乡下到镇上有一段路,每天早上总是天蒙蒙亮就自己骑自行车去学校。这一天学校打电话问叔叔说孩子怎么没去上学。叔叔和家人就四周去找。
话说村边有一河,邻村有一开船的人发现有一辆自行车倒在河岸边。他就对着村口喊,谁的自行车丟河边了……这时大家才反应过来到河边去找孩子,而那辆自行车正是孩子的。村里在家的人几乎全部出动了,大喊孩子的名字。这时忽然发现孩子就在河岸边的地里站起来了。问他怎么在这儿,孩子也蒙了,一点也不知道怎么回事。
更奇怪的事在后面,一个礼拜后邻村那个开船的人,在船头被一个浪打上来,翻下河淹死了。大家都说水鬼本来迷了孩子,让孩子去捡自行车时,要把他带下河的。不想被开船的人救了,才又找了开船人做了替死鬼。
另外一件事。也是我老公他们村上有个阿婆死了。他有两个儿子,一个已经成家立业,一个是单身。单身那个人大家叫他哑巴,其实也不是真的哑巴,只是说话不利索,容易结巴。哑巴妈妈死后,哑巴说经常听到他妈妈说饭烧好了喊他吃饭。就这样没多久,哑巴在帮别人家拆房子时被墙倒下来压死了。大家都说是哑巴妈妈不放心他,把他叫去了。
还有一件事情是大概十几年前的样子,我们村上有个90多岁的老奶奶过世了。我们农村有风俗办七,在老奶奶没过完七时村里有个壮年出车祸死了。村里的老人说还会再死一个青壮年。一时间大家人心惶惶。果然3天后村西面另一户人家的男人在石矿被石头砸死了。这件事情的影响在我们村恐怖了好久,也不知道为什么。
ドキュメンタリーでこれほど感動した作品はありませんでした。家族11名 5男5女の大家族浦さん一家に次々起こる大事件と複雑な家族関係は、視聴率が低迷するTBSのドラマなんか論外となってしまうでしょう。
家族ドラマとしても、抜群の面白さです!なにしろ余りに予測不可能な展開に、ぐいぐい引き込まれていって、主役といえるお父さんの純夫さんに、多いに感情を入れ込んでしまい、画面から声援を送ってしまうことでしょう。
衝撃は冒頭から始まります。何気ない浦家の朝食のシーン。にこにこ顔で今日は外食にしようと、ナニがいいかなぁ?と純夫さんが子供たちに聞いて回ります。
ところが突然三女梨枝ちゃんがブチ切れます。「てめえぇ~、慣れ慣れしぃんだよ、むかつく」とばかり、父である純夫さんに味噌汁をぶっかけ、食卓をひっくりがえして、純夫さんに馬乗りになったかと思えば、雨あられのごとくパンチを浴びせます。純夫さんはなぜか反撃しません。そして顔は赤く腫れて、唇には血が。父親への暴力をやめない梨枝ちゃんに誰も止めようとしないのが、不思議でした。そればかりではありません。殴られてうずくまる純夫さんに今度は、次男隆太君が『うぜぇんだよ』と捨て台詞を残しながら、味噌汁を純夫さんの頭にぶっかけます。
さっきまで和やかだった一家の朝食が、一瞬で凍り付き修羅場となったのでした。このあと同様なシーンが何度も映し出され、そのたびに純夫さんは娘にボコボコに殴られていたのです。なんて気の弱い父親なんだろうと思いました。けれども殴られる純夫さんには、深い訳があって、一心に耐えていたのです。
でも何でこんな修羅場のような親子関係となったのでしょう。
今度は、半年前から音信不通となった長女林檎さんの行方を求めて、純夫さんは東西奔走。やっと探し当てた林檎さんはなんと風俗店で働いていました。なんと隠しカメラで風俗店の内部に潜入です。客として接していた林檎さんが次第に純夫さんに気付いて、表情を曇らし、泣き出します。そして絶対に父親に認めないからというのです。
そうです。純夫さんは、浦家の子供たちにとって義父だったのです。本当のお父さんは7年前に失踪して、行方不明となり、生活に困った奥さんの司さんがパートとして勤めたスーパーの店長が純夫さんだったのです。見るに見かねて五歳年上司さんと同棲するようなったと言うから、なんて優しいひとなんでしょう。二人の間にも2名の子供も設けて、父親としての資格はあるのに、父親として子供たちに認められるまではと、入籍をためらっていたのでした。
風俗店では変態扱いにされ店をたたき出される純夫さん。それでも諦めずに林檎さんの説得に通う姿に、泣けてきました。実の娘でもないのに、どうしてそこまで嫌われても通い続けるのだろうかと。
ところが、次男の隆太くんの生死に関わる事故を知らされて、林檎さんは実家に帰る決断をしました。元彼に騙されて作った莫大な借金は、純夫さんが貯金をはたいて精算。それが奏功して、林檎さんはすっかり純夫さんの理解者となったのです。そして隆太くんも純夫さんの必死の看病により、命が救われたと感謝して、純夫さんに懐くのです。
家族の支持が増えたことに自信を持った純夫さんは、司さんと結婚を決意。隆太くんの退院祝いを兼ねた夕食で結婚を報告したところ、またまた梨枝ちゃんがブチ切れたのです。止めに入った林檎さんまで殴ってしまったら梨枝ちゃんに、突如純夫さんが今まで見せたことのない怒る父親の顔を見せます。一発バシンと顔を張り、「おねちゃんを殴るな、気の済むまで俺を殴れ」と叱り飛ばします。その言葉に、梨枝ちゃんは驚き、沈黙したのち、家から飛び出します。
必死で梨枝ちゃんを捜す純夫さんの姿と、梨枝ちゃんを見つけた時の純夫さんの言葉、何で今まで黙って殴られ続けてきたのか、その理由が明かされたとき、思わず感動して涙しました。純夫さんの梨枝ちゃんに対する思いの真剣さは、どんな名優でも再現することは不可能でしょう。
純夫さんは、涙ぐましい忍耐と努力によって、一人ずつ家族を増やしていったのでした。
ここで物語は、なんとホラーにシフトします。皆さんこんな展開考えられますか?
しかし7年前に前夫が心霊写真を撮影したばかりに、次々浦家には不幸に見舞われました。前夫の失踪、三男の事故死、長男の非行と引きこもり、梨枝ちゃんのDV、林檎さんの失踪、隆太君の生死に関わる事故など、7年前から突如として繋がって起こったのです。あるテレビ番組が取材にきて、霊能者に心霊写真を鑑定してもらったところ、明らかに影響が出ているとの結論だったようです。そして子供たちのなかには、家でお化けを目撃した子も出ていたのです。
霊の存在を信じない純夫さんでも、さすがにこの家には何かが取り憑いていると考えるようになり、真剣に引っ越しを考えるようになっていました。
でも経済的な理由と家族の生まれた今の家の愛着が強くて、当面引っ越しは延期となりました。
それでも、ラストの口々に『サイコー』と叫ぶ浦一家の笑顔を見るにつけて、一家の幸不幸は環境にあるのでないのだということを、気付かされました。
確かに小地蔵が見ても、霊的に相当問題がありそうな住宅です。どんなに悪霊が純夫さんの心を怒りに満たして、家族中を泥縄の修羅場に誘い込もうとしても、純夫さんは決して家族を愛する情熱を捨てなかったのです。そして見事に悪霊に打ち勝って、引っ越しせずとも、父親の座を実力で掴んだのでした。お祓いもしません、宗教にも霊能者にも頼ろうとしませんでした。しかし、純夫さんの強い強い思いは、自らの手で悪しき運命を乗り越えて見せたのです。
だから環境でもなく、運勢でもなく、努力が全てだと思うのです。
そしてこの家に悪霊がいたから、逆に純夫さんはチャンスを掴むことが出来ました。前夫を失踪に追いやることは、司さんとの出会いを生み、隆太くんの事故では、隆太くんや林檎ちゃんに父親として認めてもらうきっかけを与えてくれました。
この家の悪霊は、純夫さんを子供たちに本当の父親として認めてくれるよう鍛えてくれた家庭教師のような役割を果たしたのです。純夫さんは、悪霊さんに感謝すべきでしょう。人生、何が災いとなり、それが幸いに転じるか分からないものですね。
そしてこれにて一件落着。ハッピーエンドと思いきや、エンディング後、再び浦家に波乱が訪れるのです。それは・・・。
ところで、困難にぶち当たる家族を、直接インタビューし続けた監督の映像作家ベロニカ・アディソンの暖かい眼差しも印象的でした。監督の人柄にもずいぶん浦家の家族は励まされたのでことしょう。だから家族に起こった出来事を包み隠さず撮らせたのだと思います。
また外国人である監督の目から見る日本の家庭生活の視点は、日本人から見たら滑稽で、多いに笑わせてくれました。「NATTOU」には沈没していましたけどね。
最後に現在重大な事故にあって現在も入院中の司さんのご回復を心より、祈ります。
※このレビューには、ある重大な「秘密」が隠されています。気がつかれても決して突っ込まないでくださいね。 |
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